ブルードルフィンズで長年あたためてきたBig Project、それが海外短期留学&ホームステイプログラムでした。本来は2020年に実施する予定でしたが、突如訪れたコロナ禍により、泣く泣く中止に…。その後の我慢の3年間を経て、ようやくコロナが明け、「子どもたちの学びを“本場”でアウトプットできる場を!」という想いのもと、ついに第一回目の海外プログラムが実現しました。
見送りの涙から始まる冒険
記念すべき初回の渡航先は、オーストラリア・ケアンズ。プログラムの目玉は、コアラ抱っこ、ホームステイ、そして現地の小学校でのプチ留学。小学3年生から中学2年生まで、総勢30名のドルフィンズ生たちが、ネイティブの世界へと飛び立ちました。
事前に2回の説明会を経て迎えた出発当日、空港には少し緊張した面持ちの子どもたちとご家族の姿がありました。引率スタッフも色んな想いを抱えて少し緊張していたのはココだけの話・・・。
そして見送りの時、泣き出すご家族に、泣き出す子どもたち・・・親元を離れての海外でお互いに不安な気持ちがあふれ出した瞬間でした。そんな中でも、気持ちを奮い立たせ、しっかり見送り、見送られ、子どもたちは「いってきます!」出国ゲートをくぐっていきました。
はじめての長時間フライト体験
飛行機の中では、映画を観たりゲームをしたりと、少しずつリラックスしてくる子どもたち。
約7時間のフライトを経て到着したケアンズは、すべてが“外国”!看板は英語だらけ、見たことのないお菓子や雑貨に囲まれて、子どもたちはドキドキワクワク・・・一気に冒険モードに突入しました。
最初の関門は入管。数人ずつのグループに分かれ、移民局のオフィサーに英語で質問されます。「What’s your name – 名前は?」「What’s the purpose of your visit – 今回の滞在の目的は?」「Take your hat off – 帽子を取りなさい」ぶっきらぼうな口調にも動じず、しっかりと受け答えをする子どもたちの姿に、スタッフも鼻高々。英語を“教わってきた”だけでなく、“使える”力が育っていることを実感しました。
ケアンズに到着!ドキドキの初日がスタート
無事全員が税関を通り抜け、いよいよケアンズの街に飛び出しました。子どもたちの最初の一言は「涼しいーーーー!」でした笑日本の猛暑とは打って変わって、とても過ごしやすい気候で、子どもたちは大喜びでした!
バスに乗り込み、まずは観光地をめぐります。水陸両用車アーミーダックで熱帯雨林を探検したり、キュランダ高原列車に乗って山の中を走ったり、大自然を満喫。写真撮影の手が止まりません。とにかく撮影撮影・・・謎の植物や、謎の看板、謎の銅像、信号機まで・・・子どもたちにとっては見るもの全てが新鮮だったようです。
ふわふわのコアラ抱っこ体験に笑顔満開
そうこうしているうちに、まずこの旅最初の一大イベント、コアラ抱っこができるワイルドライフパークという動物園に到着しました。コアラ抱っこの順番待ちで並ぶ子どもたち。ふわふわのコアラを抱きかかえる時間はほんの数十秒でしたが、「自分のコアラが一番かわいかった!」「私のはやんちゃだった!」と、性格の違いにまで大盛り上がり。
短い時間の中でも、動物とのふれあいを通して感性をぐっと広げていく姿が印象的でした。
はじめてのホームステイ、ドキドキのご対面
そして一通りの観光も終え、次に待つ一大イベントはホームステイです!ホストファミリーとの対面式会場につき、まずはホスト宅で滞在するにあたってのルールやマナーについて学びました。「できることは手伝おう」「食べられないものはちゃんと伝えよう」など、初めての海外生活に向けて、気持ちを整えていく子どもたち。
そして、いよいよホストファミリーとのご対面。2〜3人1組で呼ばれて自己紹介タイムです。自己紹介はお手の物。名前や年齢だけでなく、「I like badminton. – バドミントンが好きです。」「I play baseball. – 野球をやっています。」など、自分の好きなことをしっかり伝える姿が頼もしく感じられました。
対面式を終えた子どもたちは次々とホストの車に乗り込みホスト宅へ帰っていきます。ここで一旦引率スタッフとはお別れですが、子どもたちの表情といったら・・・緊張でがちがちでした!笑 翌日からは現地小学校でのプチ留学が始まります。ホスト宅で一晩過ごした後、どんな表情で通学してくるのかを楽しみだな~と期待も抱きつつ、親のように心配な気持ちも抱え、この日1日を終えました。
緊張の夜を超えて、笑顔で再集合!
そして翌日、小学校の集合場所に続々と集まってくる子どもたち。おや?表情が晴れやか・・・?「昨日はどうだった?」「昨日は何したの?」と聞くと、「あのあとParkに連れて行ってもらった!」「パスタ食べて映画見てアイス食べた!!!」と元気満点で答えてくれる面々。「ランチ作ってくれてこれ見てー!りんご丸ごと入ってるんやけど笑」とランチボックスの自慢大会まで笑
引率メンバーの不安はよそに、それぞれ楽しい夜を過ごせたようでほっと一安心。
もちろん、言葉が通じず不安になったり、ホームシックになった瞬間は訪れたようで、「言ってることがわからん時があったわ・・・。」「みそ汁食べたいな・・・。」とこぼす子も。そんな子供たちには、「次はCan you speak slowly?って聞いてみよう。」「Can I eat this?って、インスタントの味噌汁食べていいか聞いてみよう!」と、スタッフと一緒に作戦会議。
1日まるごと現地体験!バディと過ごすスクールライフ
そうこうしているうちに、現地小学校でのプチ留学がスタート。小学校では、バディと呼ばれる現地の子どもが一人ひとりにつき、授業から休み時間、ランチタイムまでずっと一緒に行動します。現地の授業にそのまま参加し、算数や理科、体育やアートの授業を現地生と一緒に受けるという、本気の留学体験。グループワークやディスカッション、実験などなど・・・こんな体験させてもらって良いのだろうか・・・とこちらがドキドキしてしまうほどのリアルスクールライフを体験した子どもたちでした。
ドッキドキの午前授業が終わり、昼休みのランチ休憩では、一斉に全校生徒が出てきて広場で一緒にランチを食べます。現地の生徒に混じって、ホストが作ったランチをバディと食べる子どもたち。ランチを食べたあとは自由時間なので、みんな好きな遊びをして過ごします。現地の生徒から注目の的になり、みんな「Let’s play!-遊ぼう!」と誘われて、大人気!鬼ごっこやサッカーやジャングルジムなど、あっちへこっちへ引っ張りだこでした!
ひとしきり遊んだ後は午後の授業がスタートです。午後も英語の授業や読書の時間などを通して、丸一日“現地の子”として過ごしました。
1日目の放課後、「楽しかったー!」と笑顔で叫ぶ子もいれば、「何言ってるかさっぱりわからんかった…!!」とちょっと悔しそうな子も。でも、全員が“本物の英語”に触れ、色々と感じる1日になったことは間違いありません。
わずか1日で大変化!英語が自信に変わる瞬間
そして迎えた2日目の登校。集合場所に現れた子どもたちは、前日とはまるで別人のよう。ホストとの会話を報告してくれる姿は、どこか自信に満ちていて、「○○が食べたいって言えた!」「スーパーに行きたいって伝えたら連れて行ってくれた!」「疲れたって伝えてちょっと昼寝したよ〜」と、次々と“成功体験”を共有してくれました。
学校で英語のシャワーを浴び続ける中で、子どもたちの英語力やコミュニケーション力がぐんぐん伸び、それが確かな自信へとつながっていくのが、目に見えてわかりました。
たった1日でここまで変わるの!?と、引率スタッフも思わず感動…。子どもたちの底力に、胸がいっぱいになりました。
2日目の子どもたちは、学校でも表情がまったく違っていました。廊下ですれ違っても、こちらに気づかないほど、バディとのおしゃべりに夢中。クラスメイトを引き連れて遊びに誘いに行く姿や、授業中にクスラスメイトに質問する姿も見られました。
たった2日間の学校生活とは思えないほどの変化と成長。子どもたちにとって、この短い時間は、きっと何年分にも値するような、濃くて大きな経験になったのではないかと感じます。
「また会おうね!」文化を越えた友情に感動
そして無事2日間の学校が修了し、ホストとのお別れの日を迎えることになります。学校は2日、ホームステイは3日間でしたが、お別れというのは寂しいもので、涙をこらえながらハグをする姿もありました・・・。「Come back next time! – また戻ってきてね!」と声をかけてくれるホストに、「Yes!I will!」と笑顔で応える子どもたち。その場を去るホストファミリーの背中を見つめて「ほんまにいい人たちやったな・・・。」とつぶやく姿に、スタッフも思わずうるっとしてしまいました。
学校からは、バディやクラスメイトで仲良くなった子たちが、わざわざ集合場所まで会いに来てくれました。「Can I have your email? – メールアドレス教えて!」と声をかけてくれる子がいたり、「一緒に写真撮ろう!」と駆け寄ってきてくれる子も。たった数日間でも、本当の友情が芽生えたことにびっくり。そして何より、文化も言葉も違う場所で、自分の力で友達をつくることができたドルフィンズ生たちのたくましさに、またまた驚かされました。
オーストラリアらしさ満点!森で過ごす締めくくりのひととき
その後は森の中のロッジへ移動し、ブーメラン作りやバナナの植樹などオーストラリアならではのアクティビティを堪能し、帰国の日を迎えることとなりました。
英語で”生きた”一週間。笑顔と自信を胸に帰国
出発日のあの緊張感はどこへやら、空港ではそれぞれに散らばりお土産屋さんで爆買いする子どもたち!たくましい、たのもしい!さすがドルフィンズ生です!「まだ帰りたくない〜!」「もっといたい〜!」という声も多く、子どもたちの心にしっかりとオーストラリアの思い出が刻まれた様子でした。
帰国ゲートをくぐり、保護者の皆様と再会した瞬間の「ただいま!」の声には、安心と成長がぎゅっと詰まっていました。緊張の面持ちで出発したあの日から、6泊7日。英語しか伝わらない環境の中で、どうすれば伝わるか・理解できるかを自分の頭で考え続けた一週間。言葉だけでなく、心も大きく成長した旅となりました。
ブルードルフィンズの海外留学
ブルードルフィンズの短期留学プログラムは、「英語で学び・英語をみがく」だけではなく「英語で生きる」ことができるプログラム。教室だけでは得られない“生きた英語”と“本物の異文化”が、子どもたちの未来をぐっと広げてくれます。
さあ、次回の目的地は…どこになるのでしょうか?
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